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5ナンバー車とは?3ナンバーとの違いやメリットについて解説

投稿日 2025.4.29
2025.4.29
libertynet

5ナンバーの魅力を探ろう,セレナのサイドビュー

車の呼び分けのひとつとして「5ナンバー」や「3ナンバー」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。車を購入する際には、どちらを選ぶか迷うことがあるかもしれません。維持費やサイズ感などを比べたときに、どのような違いがあるのでしょうか。

この記事では、5ナンバー車と3ナンバー車の違いや基準についてご紹介します。自分に合った車選びの参考にしてください。

目次はコチラ

■POINT

・5ナンバー車は全長4,700mm以下・全幅1,700mm以下など、特定の基準を満たした「小型乗用自動車」を指す。

・税金はナンバー区分ではなく排気量や重量で決まり、5ナンバー車が3ナンバー車よりも安いとは限らない。

・5ナンバー車はボディサイズなどに制限があるため、扱いやすく維持費が安いモデルが多い。

5ナンバー車とは?

5ナンバーには法律による規定がある、シエンタのサイドビュー

「5ナンバー」や「3ナンバー」という呼び分けは、ナンバープレートで見かける数字に由来しています。ここでは、5ナンバー車の基本的な定義やボディサイズの基準について見てみましょう。

ナンバープレートの数字3桁が「5」から始まる車のこと

5ナンバー車とは、ナンバープレートの分類番号が「5」から始まる車のことです。車のナンバープレートには、地域名の右側に2桁~3桁の数字が表示されています。この数字の一番左側が「5」であれば、その車は「5ナンバー車」と呼ばれている車両です。

ナンバープレートは地域名(上部に表示される使用の本拠地)、分類番号(自動車の種別を表す3桁の数字)、事業用判別文字(自家用か事業用かを表すひらがな)、一連指定番号(個別の識別番号)の4つで構成されています。

5ナンバー車は正式には「小型乗用自動車」に分類され、コンパクトカーや小型ミニバンなどがこのカテゴリーに含まれるのです。コンパクトな車体で運転しやすく、維持費も比較的抑えられるため、多くのドライバーに選ばれています。

ボディサイズや排気量に基準が設けられている

5ナンバー車に該当するためには、ボディサイズと排気量について特定の基準を全て満たす必要があります。5ナンバー車の条件は以下の通りです。

全長4,700mm以下
全幅1,700mm以下
全高2,000mm以下
排気量2,000cc以下

これら全ての条件を満たして初めて「小型乗用自動車」として5ナンバーに分類されます。

5ナンバー車と3ナンバー車の違いは?

5ナンバーと3ナンバーの違いを確かめよう,右手と左手のひらを上に向ける女性

5ナンバー車と3ナンバー車には、どのような違いがあるのでしょうか。両者はボディサイズや排気量だけでなく、使い勝手や維持費にも違いがあります。同じ車種でも混在するケースがあり、税金の仕組みについても誤解されることもあるでしょう。ここでは、5ナンバー車と3ナンバー車の基本的な違いから、税金の考え方まで詳しく解説します。

5ナンバー車の基準を上回ると3ナンバー車になる

3ナンバー車は、5ナンバー車の基準をひとつでも超えた車を指します。具体的には「全長4,701mm以上・全幅1,701mm以上・全高2,001mm以上・排気量2,001cc以上」のいずれかひとつでも該当すれば3ナンバー車となるのです。

車高などの見た目が5ナンバー車に見えるサイズ感でも、全幅がわずか1mm超えただけで3ナンバー車になる場合があります。一般的に3ナンバー車は5ナンバー車よりも車内空間が広い傾向があり、セダンやワゴン、大型SUVやミニバンなど多くの車種が分類されるのが特徴です。

同じ車種でも混在するケースがある

同一車種であっても、グレードやモデルによって5ナンバーと3ナンバーが混在するケースがあります。これは、装備やデザインの違いによってボディサイズが変わるためです。

代表的な例として日産のセレナが挙げられます。セレナのX、XVグレードは全長4,690mm・全幅1,695mmで5ナンバーに分類されますが、ハイウェイスターVグレードは全長4,765mm・全幅1,715mmとなり3ナンバーに分類されるのです。

税金の違いはナンバーではなく排気量と重量で決まる

「3ナンバー車は税金が高い」というイメージを持っている方がいるかもしれませんが、実際の税金はナンバー区分によって直接決まるわけではありません。

自動車税種別割は排気量、自動車重量税は車両重量によって決定されます。例えば、排気量1,000cc以下なら年間2万5,000円、1,000cc超1,500cc以下なら3万500円、1,500cc超2,000cc以下なら3万6,000円です。(2019年10月以降購入の新車の場合)。

そのため、同じ排気量であれば、5ナンバー車でも3ナンバー車でも自動車税種別割は同額として扱われます。

5ナンバー車を選ぶメリット

5ナンバーにはサイズや維持費についてのメリットがある,左手の人さし指を上に向けている女性

5ナンバー車には、運転のしやすさや維持費の面で多くのメリットがあります。コンパクトなボディサイズは都市部での運転に大きな利点となり、狭い場所での駐車や取り回しもスムーズです。

ここでは、5ナンバー車を選ぶことで得られる主な2つのメリットについて解説します。

扱いやすいサイズが多い

5ナンバー車の大きな魅力のひとつは、コンパクトなボディサイズです。全長4,700mm以下・全幅1,700mm以下という基準があるため、都市部での運転や狭い道での取り回しがしやすいでしょう。

特に日本の住宅街や商業施設の駐車場は狭いスペースが多く、大型車では駐車に苦労する場合があるかもしれません。5ナンバー車であれば最小回転半径も小さい車が多いため、Uターンや狭い道での切り返しも容易です。

燃費や維持費の面で優れている

5ナンバー車のもうひとつのメリットは、燃費や維持費の面での優位性です。5ナンバー車は3ナンバー車に比べてボディサイズが小さく、車両重量も軽い傾向にあるため、一般的に燃費性能に優れている傾向にあります。

例えば、トヨタ シエンタのハイブリッド車はWLTCモードで25.3km/L~28.8km/Lという優れた燃費性能を実現しました。燃費性能に優れており、毎月の燃料費を押さえられるでしょう。5ナンバー車は毎月の維持費を抑えたい方におすすめです。

5ナンバー区分のおすすめ車種5選

5ナンバーには魅力的なモデルが多数ある,ライズのサイドビュー

5ナンバー車の魅力を確認したところで、実際におすすめの車種を見てみましょう。家族で使うミニバンからアウトドアに適したSUVまで、用途に合わせた5ナンバー車を選べば日常の移動はもちろん、レジャーや趣味の活動もより快適に利用が可能です。

ここでは、5ナンバー区分に該当する5車種とその特徴について紹介します。

日産 セレナ

セレナの魅力を確かめよう,セレナの車両画像

日産のセレナは、5ナンバーミニバンの代表格として人気を誇る車種です。X、XVグレードは5ナンバーとなっており、コンパクトな車体ながら広い室内空間を確保しています。e-POWERモデルはモーター駆動による力強い加速と静粛性を備え、優れた燃費性能も実現しました。

低床設計と広い開口部を持つスライドドアにより、乗り降りもスムーズです。3列目シートは跳ね上げ式で収納できるため、荷室スペースも確保しやすく、さまざまなシーンで利用できます。

項目スペック4,690mm
全長4,690mm(5ナンバーグレード)
全幅1,695mm(5ナンバーグレード)
全高1,870mm(5ナンバーグレード)
排気量1,997L(ガソリン車)、1,433L(e-POWER)

ホンダ フリード

フリードの魅力を確かめよう,フリードの車両画像

ホンダのフリードは、コンパクトなボディサイズながら広い室内空間を実現した5ナンバーミニバンです。低床設計と広いスライドドア開口部により、乗り降りのしやすさに配慮されています。

1.5Lエンジンとハイブリッドシステムの組み合わせにより、力強い走りと低燃費を両立しました。2列目シートは、左右独立のキャプテンシートとベンチシートの2タイプから選択可能です。

項目スペック
全長4,310mm
全幅1,695mm(クロスターは1,720mm)
全高1,755mm(4WDは1,780mm)
排気量1,496L(ガソリン・ハイブリッド)

トヨタ シエンタ

シエンタの魅力を確かめよう,シエンタの車両画像

トヨタのシエンタは、コンパクトさと機能性を兼ね備えた5ナンバーミニバンです。全長4,260mmと短く、最小回転半径5.0mという小回りの良さが特徴で、都市部での運転がしやすい設計となっています。

低床設計で地上から140mmという低い乗降高を実現し、小さな子どもや高齢者でも乗り降りしやすいのも魅力のひとつです。エクステリアは丸みを帯びたかわいらしいデザインとなっています。

項目スペック
全長4,260mm
全幅1,695mm
全高1,695mm(4WDは1,715mm)
排気量1,490L(ガソリン・ハイブリッド)

スズキ ジムニーシエラ

ジムニーシエラの魅力を確かめよう,ジムニーシエラの車両画像

スズキのジムニーシエラは、本格的なオフロード性能を持つコンパクトSUVです。3ドアボディと四輪駆動システムを採用しており、悪路走破性に優れながらも5ナンバーサイズに収まるコンパクトさが特徴となっています。ラダーフレーム構造と3リンクリジッドアクスルサスペンションにより、悪路でも安定した走りを実現しました。

また、低速域でのトルクを重視した1.5Lエンジンと、パートタイム4WDシステムにより、オフロードでの走行性能を高めています。

項目スペック
全長3,550mm
全幅1,645mm
全高1,730mm
排気量1,460L

トヨタ ライズ

ライズの魅力を確かめよう,ライズの車両画像

トヨタのライズは、コンパクトなボディサイズながら高い走行性能を備えた5ナンバーSUVです。全長3,995mm・全幅1,695mmというコンパクトなサイズでありながら、大径タイヤと張り出したフェンダーにより、SUVらしい力強いスタイルを実現しています。

エンジンは、2WD車には高効率の1.2Lエンジン、4WD車には1.0Lターボエンジンを搭載です。さらにハイブリッドモデルもラインナップし、WLTCモードで28km/Lという優れた燃費性能を発揮します。

項目スペック
全長3,995mm
全幅1,695mm
全高1,620mm
排気量996L(ターボ)、1,196L(ガソリン・ハイブリッド)

5ナンバー車の購入ならリバティにおまかせ!

リバティなら豊富な在庫の中から5ナンバー車を見つけられる,リバティ栗東店の車両展示場

自動車の大型専門店「リバティ」は、5ナンバー車を購入する際の強い味方です。コンパクトカーから小型ミニバン、SUVまで多彩なラインアップを取りそろえているため、ライフスタイルに合った理想の1台をお探しいただけます。

また、新車だけでなく、中古車や登録(届出)済未使用車も豊富に用意しており、予算や用途に合わせた提案が可能です。ここでは、リバティの2つの魅力をご紹介します。

大型専門店ならではの価格設定

リバティは関西と四国を中心に20店舗を展開し、総在庫数は約6,000台を誇る自動車の大型専門店です。大量仕入れにより、他店では実現できない低価格での販売を実現しています。

販売方針に「薄利多売」を掲げ、1店舗あたり月300台以上という販売実績を達成しました。これは「商品数が多くて、品質がよくて、価格が安いから」というシンプルな理由によるものです。リバティでは下取り価格も買取専門店よりも高く設定していますので、ぜひご利用ください。

メーカー保証を承継できる車も選べる

リバティの大きな魅力のひとつが「軽届出済未使用車」や「登録済未使用車」の豊富な在庫です。これらは中古車の分類になりますが、実際にはナンバー登録を行っただけの状態で、誰にも使用されていない車両となっています。通常、ナンバー登録されると中古車扱いになるため価格が下がりますが、一般ユーザーは使用していない車です。

リバティでは、走行距離100km未満、初年度登録から1年未満のものを登録(届出)済未使用車として販売しており、メーカー保証の継承手続きも行えます。

まとめ

リバティでお気に入りの1台を見つけよう,ライズの後部画像

5ナンバー車はサイズや排気量などの条件を全て満たした「小型乗用自動車」です。コンパクトなサイズで取り回しやすく、燃費も良いため経済的な選択と言えるでしょう。日産セレナやホンダフリードなど多彩な車種から選べます。

自動車の大型専門店「リバティ」では、5ナンバー車を多数取りそろえており、新車はもちろんのこと、メーカー保証の継承可能な届出済未使用車もご用意しました。豊富な在庫と低価格を兼ね備えているリバティで、理想の1台をお探しください。

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