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ローンが残っている車は乗り換えられる?手続きの流れやコツを紹介

投稿日 2025.4.17
2025.4.17
libertynet

左前方から見たブラック系の自動車
ローンが残っている状態でもきちんと手続きすれば乗り換えられる

車の乗り換えを考えているものの、今乗っている車にローンが残っているという状況はありがちです。ローンが残っている車をそのまま売却できるのか分からず、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ローン残債がある状態で車を乗り換えるときの注意点や具体的な乗り換え方法を紹介します。たとえ売却時に現金を用意して完済できないとしても一定の条件を満たせば問題なく乗り換えられるため、自分の状況に合った方法を選びましょう。

目次はコチラ

■POINT:

・ローンが残っている状態でも車を売却して新しい車に乗り換えられる。

・所有権が留保されている場合は手続きが増えるため、早めに準備する必要がある。

・金銭面の負担を軽減するには、できるだけ高値で売却できる業者を探すことが重要といえる。

ローンが残っていても乗り換えは可能!

自動車販売店の車両展示場に並んでいる多種多様な車
ローンが残っていても乗り換えられるが、状況によって手続きが複雑になる

今乗っている車を購入したときに契約したローンの残債があっても、乗り換えること自体は可能です。ただし、状況によって乗り換える条件や手続きの内容が異なります。

そのまま今乗っている車を売却して新しい車を購入しても問題ない場合もあれば、ローンを完済するなどの準備を済ませてからでなければ乗り換えられない場合もあるため、注意が必要です。まずはローンの契約条件や残債の金額を含めた状況を確認しておきましょう。

ローン返済中に車を乗り換えるときは所有権を確認しよう

カレンダーの上に置いてある車検証と自動車の模型
ローンが残っている車を売却する際には、所有者名義に応じた手続きが必要

ローン残債が残っている車を売却する際に、問題になるのが所有者名義です。ローンで車を購入して返済している段階では、所有者が自分のケースとそうでないケースの2パターンがあります。所有権を誰が有しているかによって売却の手順が異なるため、ここでそれぞれチェックしていきましょう。

所有者がユーザー自身の場合

物品の売買は所有者の権利であり、ユーザー自身が所有者であればローンが残っていてもそのまま売却できます。基本的に、特別な手続きは必要ありません。

そのため、普通のマイカー売却と同様に中古車買取業者に査定を依頼し、査定額に納得したら売買契約を結びましょう。新しい車を購入するときの手続きも、通常のマイカー購入と同様です。

ローン残債は今乗っている車を売却した後も、これまで通り返済を続ければ問題ありません。ただし、念のためにローンの約款を確認し、完済前の売却を禁止する取り決めがないか確認しましょう。該当する取り決めがある場合は、事前に銀行に相談して売却の許可をもらう必要があります。

所有権が留保されている場合

ディーラーや信販会社のローンを使用している場合、所有権が留保されているケースがあります。所有権の留保とは、ローンを完済するまでの間、ローン会社やディーラーが所有権を持つものです。

上記に該当する場合、所有者が自分ではないため自由に売買できません。基本的には、売却前にローンを完済して所有権留保を解除する必要があります。

ただし、自己資金でローンを完済できなくても、車を売却できないとは限りません。いくつか対処法があるため、残債の金額や投入できる自己資金の量、査定額などの要素を考慮して適切に対処しましょう。

ローンが残っている車を乗り換える4つの方法

リストに従って車の状態をチェックしている査定士
ローンの残債と投入できる自己資金の量に応じて適した売却方法を選ぼう

ローンの残債が残っている車を売却する方法はいくつかあります。ここでは、代表的な4つの売却方法を見ていきましょう。

まずは残債の具体的な金額と方法ごとのメリット・デメリットをそれぞれチェックし、自分に合った方法で買い替えることをおすすめします。

1.自費で一括返済して乗り換える

自己資金に余裕があるなら、自費で一括返済して所有権留保を解除するのがおすすめです。所有権留保を解除すれば、制限なく売却できます。

この方法を選択する場合は契約しているローン会社やディーラーに連絡し、一括返済したいことを伝えましょう。その後は指示に従って返済し、必要書類を受け取って運輸支局で所有権留保を解除します。

シンプルかつスムーズな方法ですが、無理に返済すると新しい車を購入する資金に影響するため慎重に判断することが大切です。

2.乗り換え後も今の車のローンを返済する

所有者名義が自分であればそのまま車を売却して、ローンは完済するまで引き続き返済する方法があります。銀行系カーローンを使用している場合は、多くのケースでこの方法が使えるため検討してみましょう。

ただし、乗り換え先の車をローンで購入すると、一方を完済するまで2重にローンの返済が発生する点に注意が必要です。無理なく返済できるか確認して、余裕を持った資金計画で乗り換えましょう。

3.売却で得た資金でローンを返済する

今乗っている車の売却額がローンの残債より高いなら、売却で得た資金を充当して完済できます。この方法を検討している場合は、ローンが残っていることを伝えた上で一度査定を受けてみましょう。

残債より高く売れることが判明して売却金額に納得できたら、そのまま買取を依頼できます。その後中古車買取業者とローン会社の間で必要なやりとりを済ませ、ローンを完済した上で残った金額を受け取るのが通常です。

なお、ローン残債より買取金額が低かった場合でも、差額分の自己資金を充当して一括返済する形で売却できます。

4.残債と新しい車の購入費を合算してローンを組む

自己資金での返済が難しく、買取金額がローンの残債を下回る場合は、売却後の残債と新しい車の購入価格を合わせた金額でローンを組む方法があります。この方法なら、自己資金で一括返済する必要はありません。

ただし、ローンの元本となる金額が増えるため、返済総額が増えて負担が大きくなります。事前にシミュレーションし、無理なく返済できるか確認してから契約することが大切です。

ローンが残っている車の乗り換えで所有権留保の解除をする方法

大阪運輸支局の正門を見ているところ
所有権が留保されている場合は、売却に伴って運輸支局で解除する必要がある

乗り換えで売却する車にローンが残っていて、所有権が留保されている場合は解除手続きが必要です。ここでは、所有権留保を解除する手続きの流れと必要な書類を紹介します。書類の準備や運輸支局での手続きにはある程度の時間がかかるため、余裕を持って進めましょう。

所有権留保の解除をするときの流れ

ローンを完済したら、まずローン会社に連絡して所有権留保を解除したいことを伝えます。その後、指示に従って手続きを進めれば運輸支局での手続きに必要な書類が送付されるため、受け取ったらきちんとそろっているか確認しましょう。

書類を受け取ったら住所地を管轄する運輸支局に行き、移転登録の手続きをします。移転登録が完了すると新しい車検証が交付されるので、正しく変更されているかを確認しましょう。

所有権留保の解除手続きに使用する書類

所有権留保を解除する場合、ローン会社と運輸支局の2箇所で手続きする必要があります。それぞれの手続きで必要な書類を用意しなければならないため、事前に調べてきちんとそろえましょう。

所有権留保を解除したいことをローン会社に伝えると、車検証や印鑑証明書・完済証明書などの書類を送付するように指示されます。具体的な書類の種類や送付方法はローン会社によって異なるため、きちんと連絡を聞いて用意しましょう。その後、ローン会社から運輸支局に提出する書類が送付されます。

ローン会社から書類を受け取ったら、以下の書類をそろえて運輸支局で移転登録の申請をすれば、所有権留保の解除が可能です。

車検証移転登録申請書
手数料納付書譲渡証明書
印鑑登録証明書

申請時の状況によっては、使用者の委任状や車庫証明・住民票などの書類が追加で必要になるケースもあります。事前に必要書類を確認しておくのがおすすめです。

ローンが残っている車を乗り換えるときのコツ

車の査定でエンジンルームをチェックしているところ
できるだけ高く売却できる業者を探すことで、乗り換えの金銭的負担を軽減できる

ローンが残っている場合を含め、車を乗り換えるときにはいくつか意識しておきたいポイントがあります。ここでは、できるだけ有利な条件で乗り換える2つのコツを見ていきましょう。乗り換えに伴う金銭面の負担をできるだけ軽減するためにも、一通りチェックしておくことをおすすめします。

できるだけ高く売れる買取業者を選ぶ

今乗っている車をできるだけ高く売却することは、オーバーローンを防いだり手元の資金を増やして新たな車の購入に充てられる資金を増やしたりする上で欠かせません。そのためには、高値で買い取ってくれる買取業者を探すことが大切です。

まずは複数の買取業者に査定を依頼し、高値を提示してくれるところを探しましょう。併せて、各買取業者の買取実績を比較することも大切です。買取業者の公式Webサイトで実績を確認し、実績が豊富で信頼できる業者を選べば安心して売却できます。

条件がよいローンを探す

新しい車をローンで購入するなら、できるだけ条件がよいローンを選びましょう。ユーザーにとって条件がよいローンとは、金利が低いローンを指します。金利が低ければ返済総額を抑えられ、金銭面の負担を軽減できるのがその理由です。

まずは予定しているローンの契約条件を調べて金利をチェックし、試算してみましょう。契約期間や借入金額に問題がないかも同時にチェックします。

マイカーをできるだけ有利に売りたいならリバティへ!

リバティ堺大泉緑地前店の車両展示場
リバティは自社流通に特化していて高値買取が可能

できるだけ高値でマイカーを売却して乗り換えるには、有利な条件で買取してくれる業者を探す必要があります。信頼できる中古車買取業者を探している方や、どこの買取業者が適しているか分からない方は、ぜひリバティにご相談ください。ここでは、マイカーをリバティに売却する2つのメリットを紹介します。

査定額をスピーディーにチェック可能

リバティの公式サイトには査定依頼フォームがあり、そこから車種や年式・走行距離などの必要条件を入力するだけで査定を依頼できます。その後、実車査定を受ければ30分前後で売却価格が分かり、スムーズなのが魅力です。

地域によっては無料出張査定も実施しています。店舗に持ち込むのが難しい方はこちらもご検討ください。なお、Webフォームからだけでなく電話での査定依頼も可能です。

自社買取・直接販売で高価買取を実現

リバティでは買取した車を自社内で流通させる体制を確保することで、流通・販売・オークションなどにかかる手数料を削減しています。その分を買取価格に反映させることで、ユーザーにとってより有利な価格での買取が可能です。

また、メーター改ざんなどをはじめとした一部の例外的な状況を除き、契約後の減額はありません。高値で売却できる買取業者をお探しの方は、ぜひリバティをご検討ください。

まとめ

車の引き渡しを受けている人と店舗のスタッフ
マイカーをリバティで売却してできるだけ有利に乗り換えよう

今乗っている車にローンが残っていても、その車を売却して新しい車に乗り換えることは可能です。ただし、所有権が留保されている車を売却する場合は手続きが複雑になるため、できるだけ早く状況を確認して適切に対処しましょう。

ローンが残っているからといって諦めるのではなく、できるだけ有利な条件で売却できる業者を探して乗り換えるのがおすすめです。どこの業者に査定を依頼するか悩んでいる方は、高値買取を実現しやすい条件が整っているリバティにご相談ください。

Webサイトから24時間いつでも査定を依頼できるだけでなく、実車査定は約30分、金額の算出や交渉を含めて1時間程度で終えられるスピーディーな対応で実施しています。

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