
車のバッテリーは車の心臓とも言える重要な部品であり、バッテリーの寿命が尽きると車は動かなくなってしまいます。そこで、多くのドライバーにとって気になるのが、バッテリー交換の相場や選び方ではないでしょうか。
この記事では、車のバッテリー交換費用の相場や選び方、バッテリー交換を安く済ませる方法について紹介します。バッテリーを長持ちさせるコツについても解説するので、コスパ良くカーライフを過ごすためにお役立てください。
①車のバッテリー交換にかかる費用の相場はいくら?
②車のバッテリー交換をしよう
③車のバッテリーを相場よりも安く交換する方法はある?
④車のバッテリーの選び方
⑤車のバッテリーを長持ちさせるコツ
⑥バッテリー交換のタイミングで車を乗り換えるならリバティへ!
⑦まとめ
■POINT
・車のバッテリー交換にかかる費用は、車両のタイプによって大きく変化する。
・車のバッテリー交換は、主に本体の購入費・工賃・廃棄費用という3つの費用が発生する。
・車のバッテリーを安く交換したいときは、交換せずに買い替えが適しているケースがある。
車のバッテリー交換にかかる費用の相場はいくら?

まずは車のバッテリー交換にかかる費用の相場を見てみましょう。車のバッテリー交換は、主に「本体の購入費・工賃・廃棄費用」という3つの費用が発生する作業です。ここでは、それぞれの費用の目安について紹介します。
バッテリー本体の購入費用
車のバッテリー交換を考える際、まずバッテリー本体の費用が気になるところです。バッテリー本体の価格は、車種やバッテリーのタイプに応じて幅があります。
標準的なガソリン車用のバッテリーは約4,000円から購入可能ですが、ハイブリッド車やアイドリングストップ機能付き車向けのバッテリーになると、4万円以上することも珍しくありません。また、輸入車は国産車よりも高価なバッテリーを必要とする傾向があります。
バッテリー交換の工賃
車のバッテリー交換の工賃は、依頼先や車種によって幅があります。ディーラーでは約1,000円から3,000円程度が一般的です。カー用品店やガソリンスタンドでは無料から約3,000円のケースが多く、依頼先によっては安価な選択となる可能性があります。
ただし、ハイブリッド車やアイドリングストップ機能付き車では、特殊な取り扱いが必要なため、工賃が高くなることがあるでしょう。
バッテリーの廃棄費用
車のバッテリー交換では、交換に伴うバッテリーの廃棄費用も発生します。バッテリー交換の依頼先によっては、工賃に廃棄費用が含まれていたり、無料対応していたりするケースがあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
一般的な回収業者に依頼したときの廃棄費用の目安は500円から1,500円ほどで、出張費が発生することもあります。
車のバッテリー交換をしよう

では、車のバッテリー交換はいつ頃行うものなのでしょうか。車のバッテリーは電装系の部品を動かすのに使用し、バッテリーが切れるとエンジンが動かなくなります。そのため、バッテリーが劣化したら早めに対処を行いましょう。
車のバッテリー交換が必要な時期の目安
車のバッテリーが必要なタイミングのひとつは、エンジンのかかりにくさを感じたときです。バッテリーが弱っているとスターターモーターが上手く回らず、エンジンがかかりにくくなることがあります。
また、アイドリング中にうす暗く感じたヘッドライトが、走行による充電で明るさを取り戻したり、パワーウインドウの動きが悪く感じたりするときもバッテリーが劣化している可能性があるでしょう。
バッテリーの点検時にバッテリー液が変色していたり、本体が膨張していたりするときも交換が必要なタイミングです。
車のバッテリー交換を依頼できる場所
車のバッテリー交換をする際、どこに依頼すれば良いか悩むことがあるかもしれません。ディーラー・カー用品店・ガソリンスタンドなどの選択肢がありますが、それぞれ異なる特徴があります。
ディーラーは、専門技術者による正確な作業が期待できますが、費用が高めになることが多いです。カー用品店やガソリンスタンドでは、比較的手軽に交換が可能で、店舗によっては工賃が安く設定されている場合もあります。
利用する場所によって、価格やサービスが変わるので、自分のニーズに合ったところを選ぶと良いでしょう。
車のバッテリーを相場よりも安く交換する方法はある?

車のバッテリーを交換するときは、なるべく安く済ませたいと思う方が多いのではないでしょうか。バッテリー交換を安く済ませたいときは、業者へ依頼する前に自分でバッテリーを購入するなど、ひと工夫すると良いかもしれません。
ただし、バッテリー選びに失敗するとかえって高い出費になってしまう可能性もあるため、慎重に判断しましょう。
自分でバッテリーを購入する
車のバッテリーを安く交換する方法のひとつとして、自分でバッテリーを購入するという選択肢があります。インターネット上ではさまざまな種類のバッテリーが販売されており、ディーラーやカー用品店で用意してもらうよりも安い価格で購入できる可能性があります。
適合するバッテリーが安く手に入れば、その分安くバッテリー交換が行えるでしょう。ただし、業者によってはバッテリーの持ち込みに対応していない可能性があるため、前もって交換してもらえるのかを確認しておくことが大切です。
自分でバッテリーを交換する
自分で車のバッテリーを交換することは、費用を抑える方法のひとつです。自分でバッテリー交換を行えば、工賃がかからないため安く済ませられるでしょう。バッテリーの購入も安く済ませれば、残りは古いバッテリーの廃棄費用がかかるくらいです。
しかし車のバッテリー交換は、適合するバッテリーを使ったり正しい手順で交換作業を進めたりと、さまざまな面に配慮する必要があります。誤って作業してしまうと思わぬけがを招く恐れがあるため気を付けましょう。
車のバッテリーの選び方

車のバッテリーを交換するときは、適合するバッテリーを選ぶことが大切です。バッテリーには複数の種類やサイズがあり、どれが合うかは車種によって異なります。バッテリー選びで失敗を防ぐためには、交換前のバッテリーと同じ種類を選ぶと良いでしょう。
一般車用のバッテリーの表記
一般的なガソリン車などに搭載されているバッテリーには、「数字+アルファベット+数字+アルファベット」が記載されています。例えば「100D23L」といったような表記です。
最初の数字はバッテリーの性能ランクを表し、数値が大きくなればより高性能なものとなります。次のアルファベットは、バッテリーの側面の幅と高さの区分を表すもので、長方形のバッテリーであれば長さが短い方のサイズです。
次の数字は横幅を表し、最後のアルファベットはプラス端子が左右のどちらにあるのかを示しています。
アイドリングストップ車用のバッテリーの表記
アイドリングストップ車用のバッテリーには、「アルファベット+数字+アルファベット」が記載されています。例えば「M65R」といったような表記です。
最初のアルファベットは外形寸法区分を表し、数字はバッテリーの性能ランクを表します。そして最後のアルファベットはプラス端子が左右のどちらにあるのかを示すものです。
アイドリングストップ車は専用のバッテリーを装着する必要があるため、間違えないように気を付けましょう。
ハイブリッド車用のバッテリーの表記
ハイブリッド車用のバッテリーには、「アルファベット+数字+アルファベット+数字+アルファベット」が記載されています。例えば「S42B20R」といったような表記です。
最初のアルファベットは排気構造を表し、それ以外の表記は一般車用のバッテリーと同じ内容が記載されています。排気構造の「S」は、圧力が高まるとガスを放出する構造である制御弁式バッテリーであるという意味です。
車のバッテリーを長持ちさせるコツ

車のバッテリー交換は、一般的に2年~3年くらいの頻度で交換時期を迎えます。しかしその寿命は日頃の扱い方によって変化するため、できるだけバッテリーを長持ちさせたいところです。ここでは、車のバッテリーを長持ちさせるコツを紹介します。
なるべく定期的に走行する
車のバッテリーを長持ちさせるためには、定期的な走行が大切です。車はエンジン始動時や短距離運転を繰り返すと、バッテリーが弱りやすくなります。
そのため、なるべく週に一度程度は10km以上、または30分以上の走行を心がけると、走行中にバッテリーが充電されて寿命を延ばす助けになるでしょう。
特に冬季や降雪地域では、寒さによってバッテリーが弱まりがちなため、定期的な長距離走行を意識したいところです。
バッテリーのメンテナンスを行う
車のバッテリーの寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。まず、バッテリー液の量をチェックしましょう。液が減っている場合は、精製水を補充します。
また、バッテリー液が一般的な速度よりも早く減っているときは、バッテリー液が漏れているかもしれません。液漏れはボディの腐食につながるため早めの対処が求められます。プロに依頼すれば専用の機器を使用した点検が受けられるため、定期的にメンテナンスを行いましょう。
バッテリー上がりを回避する
車のバッテリーは1度バッテリー上がりを経験すると大きなダメージを受けてしまうため、日頃からバッテリー上がりを招かないようにしておくことが大切です。
カーエアコンを多く使う時期は電気の使用量が増えることから、バッテリー上がりを起こしやすくなるでしょう。バッテリー液は冷えると化学反応が鈍くなることから、バッテリー上がりを起こしやすくなります。充電と消費のバランスを考えながら、バッテリー上がりに気を付けて過ごしましょう。
バッテリー交換のタイミングで車を乗り換えるならリバティへ!

車のバッテリー交換のタイミングと車を買い替える時期が近いときは、修理前に車を乗り換えるのもひとつの方法です。リバティでは修理前の車の買取にも対応しており、車検切れも場合でもそのままお売りいただけます。ここでは、リバティの買取を利用するメリットについて紹介します。
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まとめ

バッテリーの交換は、車の状態を維持する上で避けては通れないメンテナンスのひとつです。バッテリー交換の相場は車種やブランドによって異なり、交換を行うときはバッテリー本体の購入費・工賃・廃棄費用が発生します。
車のバッテリー選びを行う際は、新車購入時から装着しているものと同じものを選ぶことが大切です。思わぬトラブルを回避するために、車両に適合するものを選びましょう。リバティでは車の買取や下取りを行っており、修理前の車の買取にも対応していますので、ぜひご活用ください。