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まるでスポーツカー⁉5代目プリウスが魅力的な理由!

投稿日 2025.1.26
2025.4.9
libertynet

プリウスと言えば世界初の量産型ハイブリッドカーとして日本だけでなく世界中で親しまれてきたセダンです。
2023年の1月に5代目プリウスが発売してから2年が経過しました。
街でもそこそこ見かけるようになった気がしますが実際のところ売れているのでしょうか?
今回はそんな5代目プリウスの特徴的なデザインや性能に注目していきたいと思います。

目次はコチラ

①.5代目プリウスはデザインが大幅変更されている!

プリウスと聞くと思い浮かぶ見た目は何代目でしょうか?
4代目のプリウスは2015年から2022年まで発売されていたため、街でもかなり目にすることが多かったと思います。

4代目プリウス

【画像は2016年モデルの4代目プリウス】

画像のように4代目プリウスは不思議な形のボンネットやヘッドライトが特徴的です。
しかし、この特徴的なデザインは歴代プリウスの中でもあまり評価が良いとは言えず、ヘッドライトの形から歌舞伎顔と揶揄されていた時期もありました。
販売台数こそ良いものの、デザインに関する評価は乏しいというのが一般的なイメージかもしれません。

このデザインの不評を受けて5代目プリウスでは見た目がかなり大きく変更されました。
それがこちらです。

【画像は2023年モデルの5代目プリウス】

画像のように一目見ただけで違いが分かるほどデザインが変更されているため、初めて見たときにこれがプリウスだと気づくのはなかなか難しいでしょう。
特徴的だったボンネットはイタリアの高級自動車メーカーのランボルギーニを彷彿とさせるツルっとしたデザインに変更されており、ヘッドライトも近未来を感じさせるスタイリッシュなデザインになりました。
スタイリッシュで特徴的なヘッドライトと聞くと同社のクラウンクロスオーバーが思い当たりますが、あちらは新車価格が500万円を超え、一番安いエントリーモデルでもプリウスのエントリーモデルに比べて150万円以上高いためターゲット層が異なります。
そういう意味では5代目プリウスの価格帯で似たデザインのライバル車種は少ないと言えるでしょう。

5代目プリウスの側面

横から見た車体もセダンとは思えないほどにフロントガラスの傾斜が小さくなり、全体としてとても鋭い印象を受けます。
このことからも分かる通り5代目プリウスはスポーツカーを意識したスタイリッシュでデザインへと方向転換しました。
その燃費の良さや走行の性能の高さからファミリーカーやタクシー車としての活躍が多かったプリウスですが、デザインの不評だけでここまで大幅な変更が行われるものなのでしょうか。
その理由は恐らくセダン需要の低下やそれに伴う別の車種の登場だと考えられます。

ターゲット層の変更

1990年代にSUVが日本で流通しだしてから30年が経過しましたがその人気は衰えを知りません。
その月日の中でファミリーカーと言えばセダンというイメージも次第に薄れ、SUVやより搭乗人数の多いミニバンが人気になったのです。
単なる移動手段であればセダンよりもコストパフォーマンスに優れた軽自動車やコンパクトカーが次々登場しており、セダンはまさに時代の流れの逆風を受けているといっても過言ではないでしょう。

そのためその走行性能の高さやブランド力を残したまま、よりドライブが好きなユーザーに向けた変更を加えたのだと思われます。
車高が低くなっている関係上、普段使いとしての気軽さは下がってしまい一般的なセダンというイメージは薄れてしまったようにも感じられます。
ですがそういった欠点を気にするドライバーの多くは既にもっと乗りやすい別の車種へと乗り換えていることでしょう。
そう考えると今回のスタイリッシュで近未来的なデザインへの変更はある意味必然かもしれません。

②.性能や乗り心地は変わった?

悩む女性

ここまで見た目が変わったのにプリウスを名乗り続けているからにはそれなりの理由があります。
プリウスと言えば世界レベルでハイブリッドカーの代表格と言えるセダンであり、その燃費の良さは本物です。
今でこそ燃費の良さでは同社のカローラに地位を譲っていますが、デザイン性では特徴を出しながらもカッコいいを追求した5代目プリウスの方が特別感があるというイメージです。

また、プリウスというだけあってハイブリッド特有の静粛性は抜群です。
フロントガラス傾き具合から左右の視界はあまり良さそうには見えませんが全くそんなことはなく、各種メーターやスイッチができる限り視点移動が少ない状態で確認できる位置に変更されていたりと利便性向上に大きく関わる変更も加えられています。

5代目プリウスの車内

【必要なボタンやメーターが4代目よりも目線の位置にも近づいている】

高級感溢れる黒やグレーを基調とした内装もスタイリッシュな外装とベストマッチです。
加速力もスポーティな見た目に顔負けしない性能でドライブには持って来いの1台ですが、一方で4代目から5代目になったことによるデメリットも存在しています。

その1つは車高の低さでしょう。
車高は乗り降りのしやすさや居心地の良さ、視認性に関わってくる要素です。
当然低ければ低いほど乗り込む際に大きくかがむ必要があり、身長の高い人であれば天井の低さから窮屈に感じるかもしれません。
左右や前方への視認性は良さが評価される一方で後方の視認性に関してはあまりいい評価を得ていません。
フロントガラス同様にリアガラスの傾斜が小さく車高も低いとなると見えづらいのは必然です。
そのために後方カメラや障害物の接近を知らせるためのランプが光るセンサーなどの各種安全機能は整っていますが、不安に感じる人はいるかもしれません。

また乗り心地とは直接関係しませんが、4代目から大きく値上がりしているのも手が出しにくい原因でしょう。

③.5代目プリウスって売れてるの?

プリウスの4代目と5代目を比較する男性

5代目プリウスが大人気車種かと言われると少し厳しいかもしれません。
というのも先ほど挙げたセダンへの逆風環境世界的な半導体不足の影響を受けており、売れているかと微妙です。
それに加えてターゲット層をドライブ好きに方向転換し、低燃費乗用車の代表の座をカローラに譲ったためそもそもの流通量が下がるのは仕方がないのかもしれません。
また、4代目プリウスもデザイン面での評価が乏しいだけで累計販売台数は80万台と大ヒットしており、わざわざ高い5代目を買うよりお得という意見があります。

しかし、だからと言って5代目が不人気というわけでもありません。
方向転換に合わせて4代目から性能面は正統進化をさせて、不評だったデザインを一新することでプリウスのイメージを大きく変えることには成功しています。
名実ともにハイブリッドカーを牽引してきたプリウスですから性能は申し分ないのです。
また、値段の上昇によって気軽に手が出しにくくなってしまった分、トヨタが出資するKINTOというカーサブスクライブサービスで5代目プリウスの乗り心地を体験する選択肢も生まれました。

リバティでは5代目だけでなくリーズナブルな価格で高性能が特徴の4代目のプリウスも取り扱っていますので、是非リバティにご相談ください。

④.まとめ

こちらに語り掛けてくる車に乗った女性

今回は2023年に発売した5代目プリウスについてご紹介させていただきました。
人気の乗用セダンからロマンあふれる先進的でスタイリッシュなスポーツ系セダンへの方向転換は少し驚きですが、やはりプリウスなだけあってその信頼性は損なわれていません。
新しいプリウスを是非皆さんも体験してみてください。
SUVやコンパクトカーが人気の今、流通量が少なく先進的なデザインの5代目プリウスは他のドライバーの注目になること間違いなしです。

リバティには経験豊富なスタッフが多数在籍しており、お客様のご希望に寄り添い最適な一台をご提案させていただきます。
5代目プリウスが気になった方や他のスタイリッシュでカッコいい車と迷った際は是非お気軽にお問い合わせください!

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