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【いまさら聞けない⁉】AT車?MT車?何が違うの??

投稿日 2025.1.19
2025.1.19
libertynet

突然ですが皆さんは車のトランスミッションについてどのくらいご存知でしょうか?
このブログではよく耳にするAT車やMT車、CVT車の違いやメリット・デメリットについて分かりやすく解説していきたいと思います。
すでに運転免許を持っている方も、これから免許を取ろうと思っている方も是非このブログを通して今後のカーライフを彩る基礎知識について知っていきましょう!

目次はコチラ

1.おさらい!トランスミッションとは?

シフトレバー

トランスミッションとは自動車に搭載された変速機を指す言葉です。
自動車はエンジンからギア(歯車)を伝ってタイヤに力を送りますが、そのギアの大きさを変えることで回す力回転数を変えることが出来るのです。
これをギアチェンジと呼び、自動車では加速や減速するときに必要にな作業です。
その名前から難しい仕組みや働きをしているようなイメージを抱きがちですが、平たく言えば自転車にある変速機と同じ役割を果たしています。
もちろん仕組みは違いますが”変速を行うための機構”であるという点においては同じと言えるでしょう。

よく耳にするMT車、AT車は自動車に搭載されたトランスミッションをどうやって操作するかを表した呼び方なのです。
ちなみに上の画像のレバーはマニュアルトランスミッションを操作するためのシフトレバーです。

2.MT、AT、CVTそれぞれ何が違う?

並んだ歯車

MT車とは?

MTはマニュアルトランスミッションの略称です。
自動車が走行状況に応じてギアチェンジする作業を手動で行う車をMT車と言います。
一般的な自動車は車種にもよりますが4~6段階のギアを切り替えて速度を調整します。
クラッチ操作やシフトレバーの操作といった技術が求められ、AT車に比べて操縦の難易度が高いかわりに極めれば運転の幅が大きく広がります。

AT車とは?

ATはオートマチックトランスミッション略称です。
自動車が走行状況に応じてギアチェンジする作業を自動で行ってくれる車をAT車と言います。
作業を自動で行ってくれることで運転手への負担が減るため、近年の流通している自動車の約9割がAT車です。
運転中はアクセルとブレーキ、ハンドルの操作に集中することができる操作方式です。

CVT車とは?

CVTはコンティニュアスリィバリアブルトランスミッションの略称です。
MT車とAT車はギアを変えて変速を行うのに対してCVT車はギアの代わりにプーリーと呼ばれる滑車とその滑車の動きを別の滑車に伝えるためのベルトを使い変速を行います。
ギアそのものを変えるのではなくプーリーの幅を変えることで滑車の円周が徐々に変わり、回す力や回転数を滑らかに変えることができるという仕組みです。
ギアを変えることで段階的変速を行うのがMT車とAT車ですが、CVT車は変えるギアが存在しないため無段変速とも呼ばれています。
また、CVT車も走行状況に応じて自動で変速するので広義ではAT車に分類されます。

3.それぞれのメリットとデメリットを解説

メリットとデメリット

AT車はMT車の操作の手間を軽減するという設計をしているためMT車よりも気軽に運転することができます。
とはいえAT車もMT車もそれぞれメリットとデメリットが存在します。

MT車のメリットとデメリット

メリット
・操作性に幅があり、運転しているという楽しさが味わえる
・誤発進の危険性が少ない
・自分でギアチェンジを行うため急な加速や減速に対応しやすい

デメリット
・クラッチ操作やシフトレバーの操作が複雑になる
・車種の選択肢が少ない
・渋滞や交通量の多い市街地での操作頻度が増える

AT車のメリットとデメリット

メリット
・クラッチ操作が必要ない
・シフトレバーの操作が楽
・車種の選択肢が多い

デメリット
・自動化するための機械が複雑なため修理費が高い
・アクセルとブレーキの踏み間違いを起こしたときに誤発進による事故が起こりやすい

CVT車のメリットとデメリット

メリット
・構造がシンプルなため金額が安くなる
・無段階変速による走行状況への柔軟な対応により燃費が良い

デメリット
・ギアで変速を行う車と比べてパワーが弱い
・パワー不足が原因で車種の選択肢が少ない

4.AT限定免許ってダサいの?

AT限定免許がダサいと聞いてショックを受ける少女

自動車免許には一般的な自家用車が運転できる普通免許の中にAT限定免許と呼ばれるMT車が運転できない運転免許が存在します。
現在流通している車のほとんどがAT車であるためAT車だけ運転できればいいという人も多いのでこういった制度が存在しており、MT車を運転できる普通免許よりも少しだけ習得難易度や習得に掛かる費用が抑えられています。
しかし、AT限定免許しか持っていない人はダサいという考えを持っている人もいます。
『AT限定免許』で検索するとサジェストにダサいという単語が表示されることもあり、そういった意見を目にした方もいるのではないのでしょうか。
こういった考えは今ほどAT車が普及していなかった頃に流行っていた考え方です。
大前提として自動車は移動手段であるためダサいダサくないに囚われる必要はありません。
MTでもATでも安全で快適なドライブが行えるのであればそれが一番です。

5.まとめ

快適なドライブを楽しむ女性

今回は自動車のトランスミッションとオートマ車、マニュアル車について解説してきました。

MT車には運転する楽しさが、AT車には運転手への負担を減らす役割があり、どちらにもそれぞれメリットとデメリットは存在するため自分に合った操作方式を選ぶ必要があります。

リバティには経験豊富なスタッフが多数在籍しており、お客様の希望に沿った最適な操作方式の車をご提案いたします。
車の購入を検討されている方は是非リバティへご来店ください!

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