
車を購入するためにローンを組んだものの、急な事情で手放さなければならなくなった場合、ローン残債がある車は売却できるのでしょうか。車はローン残債があっても売却が可能ですが、状況によって売却時の対応は異なります。
では、どのような方法で売却できるのでしょうか。この記事では、ローン残債がある車の売却方法と注意点について詳しく解説していきます。
①車はローン残債があっても売却できる
②ローン残債がある車の売却方法
③ローン残債がある車を売却するときの注意点
④ローン残債がある車を高値で売却するコツ
⑤車を売却するならリバティの無料査定を試そう!
⑥まとめ
車はローン残債があっても売却できる

ローン残債がある車を売りたいときには、売却できるのか気になるかもしれません。売却自体はローンの返済途中でも行えますが、所有権や契約内容の状況によっては、売却までに手間がかかるかもしれません。まずは、ローン残債がある車の売却について解説します。
ローン残債は残るが車は売れる
車はローン残債があっても売却できます。しかし、売却したからといってローンの返済がなくなるわけではありません。ローンは車の購入時に発生した費用であるため、車を手放しても帳消しにはならず、返済が必要となります。
車の売却で得たお金をローンの返済に充てることは可能ですが、返済額と売却額が同額になるとは限りません。そのため、売却前にその後の返済プランを考えておくことが大切です。
車を売れるのは所有権の持ち主
車を売却するためには、まず所有権が誰にあるかを確認する必要があります。車の所有権を持っていなければ、車の売却手続きが行えません。車検証の「所有者の氏名又は名称」を見て、自分の名前が記載されていれば売却できます。
所有者がローン会社名義になっている場合は、所有権解除の手続きが必要です。これにはローンの完済やローン会社との相談が必要となります。まずは車の所有権を確認してみましょう。
ローン残債がある車の売却方法

車にローン残債がある場合でも、その売却方法は所有権の持ち主が誰であるかにより異なります。ここでは、自分が所有権を持っている場合と、ローン会社が所有権を持っている場合のそれぞれの売却方法について見ていきましょう。
自分が所有権を持っているケース
自分がローン返済中の車の所有権を保有している場合、その売却方法は比較的シンプルです。
まず、売却前に車検証を確認し、所有者が自分であることを確認しましょう。自分が所有者であれば、契約書によるローン会社の所有権留保がない限り、自由に売却できます。
また、残ったローンは月々の返済を続ける他に、売却益をローンの残債清算に充てることも可能です。
ローン会社が所有権を持っているケース
ローン会社が車の所有権を持っている場合、車を売却するには所有権の変更手続きが必要です。まず、ローンを一括返済して所有権を自分に変更する方法がありますが、これは多くのお金の用意が必要となるでしょう。
もうひとつの選択肢として中古車買取店に売却する方法もあり、買取店がローン会社への返済と名義変更手続きを代行する流れとなるでしょう。買取額がローン残債を上回る場合は買取店がローンを一括返済し、差額は売主に支払われますが、下回る場合は不足分を売主が買取店に支払う必要があります。
ローン残債がある車を売却するときの注意点

ローン残債がある車を売却するときは、金銭面への負担を考慮しておくことが大切です。ここでは、売却額がローン残債を上回るとは限らない点と、乗り換え時に上乗せするときのリスクを紹介します。
売却額がローン残債を上回るとは限らない
ローン残債がある車を売却する際、売却額がローン残債を上回るとは限りません。例えば、ローン残高が100万円である車が80万円で売れた場合、残りの20万円は自分で支払う必要があります。査定額が返済額を下回る場合は、その差額分は別な方法で用意が必要です。
なるべく差額を減らしたいときは売却前に複数の買取業者に査定を依頼し、できるだけ高額で買取できる業者を探しましょう。
乗り換え時に上乗せすると返済の負担は大きくなる
車を売却して新しい車へ乗り換える予定があるときは、差額を次の車のローンに上乗せする方法もあります。この方法は返済が必要なローンをひとつにまとめられますが、返済の負担は増えるため慎重な判断が必要です。
例えば、現在の車のローン残高が50万円で、新しく購入する車の値段が200万円なら、合計250万円のローンを組むことになります。このようにローン金額が増えることで月々の返済額も大きくなり、家計の負担が増えるかもしれません。収入や支出のシミュレーションをしっかり行い、不測の事態にも対応できるかを慎重に検討しましょう。
ローン残債がある車を高値で売却するコツ

ローン残債がある車を高値で売却するためには、前もって押さえておきたいポイントがいくつかあります。少しでも高値で売却できるように、これから紹介するコツを参考にしながら査定の準備を行いましょう。
売却のタイミングを検討する
車の売却タイミングは、査定額に大きな影響を及ぼします。例えば、新車購入から5年以内や走行距離が5万km以内なら、高値で売れる可能性が高まるでしょう。この時期はまだ劣化が少なく、次の購入者にとっても魅力的であるためです。
また、季節的な需要も影響します。特に新生活の準備で車の需要が増える春は、査定額が上がりやすい時期です。このように、売却のタイミングを見極めることで、より有利な条件で車を売却することが可能になります。
車両の状態を整えておく
売却をする前には、車両の状態を整えておくと良いでしょう。まず、車内外の清掃を行うことがおすすめです。査定を行うのは査定士なので、どのような印象を与えるのかによって査定額に影響を与えることがあります。車の外観がきれいなだけでなく、内装も汚れを落としてきれいにしておきましょう。
また、説明書やスペアキーなどのような車の付属品も忘れずに準備しておきたいところです。このような付属品は、紛失していると査定額へ影響を与えてしまう可能性があります。その他には、取り外しているメーカーオプションの装備などがあれば用意しておくと、査定額アップにつながりやすくなるでしょう。
適切な売却先を選ぶ
車の売却額は、依頼する買取業者によって異なります。ローン残債の差額を減らすためには、なるべく高値で売れる業者を選びましょう。
適切な買取業者選びは車の状態によって異なり、得意としているジャンルや積極的な買取を行っている車種などと売りたい車が一致すると積極的な買取につながります。複数の店舗で査定を受けて、売りたい車と相性の良い買取業者を探しましょう。
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まとめ

ローン残債がある車も売却は可能ですが、所有権の確認やローン残高の把握が欠かせません。売却するときはなるべく高価買取を目指して、返済額を上回る査定額を目指しましょう。
リバティでは中古車の高価買取を実施しており、査定は無料で対応しています。お申し込みは電話や公式サイト上のWebフォームから可能ですので、ぜひお気軽にご利用ください。