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傷ありの車の買取はどのくらい査定額が下がる?減額の目安と修理の必要性

投稿日 2024.10.3
2024.10.3
libertynet

青い車に付いた傷に指を当てる.傷ありの車の買取はどのくらい査定額が下がるのかを調べてみよう

車に少しの傷があるだけでも、買取査定額が大きく下がる可能性があることをご存知でしょうか。大切に乗ってきた愛車が、ほんの少しの傷やへこみで評価がガクッと落ちるのは避けたいものです。

この記事では、車の傷が買取査定額にどのような影響を与えるのかについて紹介します。また、修理すべきかどうか迷っている方のために、その判断基準を詳しく解説しますので、乗り換え時の参考にしましょう。

目次はコチラ

車の傷が買取査定額に与える影響

車を査定するスーツを着た男性.車の傷が買取査定額に与える影響を考えてみよう

車に付いてしまった傷は、どのくらい買取査定額へ影響を与えるのでしょうか。車の査定は加減点で計算するのが一般的です。まずは一般的な車の査定基準と傷がある車の減額基準について見てみましょう。

一般的な車の査定基準

車の査定は、さまざまな状態の中古車をお金の価値で考えるときに、標準状態からどのくらい変化しているかを見て判断する手段です。標準状態とは、外装や内装が無傷であることやエンジンや足回りにトラブルがなく良好な走行ができることなどを指します。

査定時は加減点で査定額が変化し、電装品の状態や装備品、タイヤや走行距離などの点を確認するのが一般的です。また、車検や自賠責保険の残り期間も加点要素のひとつとなっています。

傷がある車の減額基準

では、傷がある車の場合、どのくらいの減額が行われるのでしょうか。査定に与える影響は傷の大きさや深さ、位置などによって異なります。

例えば、爪が引っかからないくらいの浅い傷なら減点にならない傾向があり、再塗装が必要になると1万円以上の減額になる可能性が高くなるでしょう。へこみがあり板金が必要になれば、さらに減額されることもあります。

車の傷の状態によって査定額が下がる金額の目安

棒グラフとおもちゃの車.車の傷の状態によって査定額が下がる金額の目安をチェックしよう

車に付いた傷による査定額の下がり方は、傷の大きさや深さなどによって異なります。浅い傷や小さな傷ほど査定額に与える影響は少なく、傷が大きくなればなるほど影響も大きくなるでしょう。ここでは、傷の状態とサイズから減額の目安を紹介します。

浅い傷の場合

爪が引っかからないほどの浅い傷は、減額されない傾向があります。このような浅い傷は走行中に付いてしまうことがあり、傷が付いていることに気が付かないこともあるでしょう。

浅い傷が多少ある程度であれば、査定に影響を与える可能性は低い傾向です。しかし、浅い傷の数が多い場合や面積が広いときは、減額が行われる可能性があります。

塗装が剥がれた傷の場合

車に塗装が剥がれた中度の傷がある場合、査定額に対する影響は浅い傷よりも大きくなります。

査定時の減点基準は店舗によって異なりますが、1cmを超えると1万円の減額がひとつの目安です。さらに大きな傷の場合、9cmを超えると2万円くらいの減額になるのが一般的です。

傷の状態減額の目安
1cm~約1万円~
9cm~約2万円~
30cm~約3万円~

へこみがある場合

ボディに付いた傷が塗装へ影響を与えているだけでなく、へこみがあるケースもあるでしょう。へこみがある傷の場合は板金や再塗装が必要となり、査定額へ与える影響が大きくなります。

A4サイズ以上の面積になると5万円以上の減額となり、場合によっては20万円くらい下がることもあるでしょう。

傷の状態減額の目安
1cm~約2万円~
9cm~約3万円~
パネル面積の半分を超える場合約5万円~

修復歴車扱いになる車の傷もある

注意マークを指さす手.傷がある車は状況によって修復歴車扱いになる

手放したい車が修復歴車に該当する場合、査定額への影響は避けられません。また、大きな傷やダメージがある場合には廃車扱いとなることもあります。では、具体的にどのような傷が修復歴車として扱われるのかを見ていきましょう。

修復歴車扱いになるケース

車の傷が修復歴車とされるのは、単なる表面的な傷だけではなく、車体の骨格や主要構造部分にまで影響が及んでいる場合です。例えば事故でフレームに損傷が発生し、修正が必要だった場合、その車は修復歴車とみなされます。

この修復歴は買取査定に大きな影響を与え、査定額が大幅に下がることが一般的です。中古車業者が買取後の再販売時に購入者からの信頼性が低くなるため、適切な修復が行われても減額されることが避けられません。

場合によっては廃車扱いになる

大きな傷や深刻なダメージがある車は、場合によっては廃車扱いとされることがあります。廃車とは、一般的に再利用が難しいほど状態が悪化している車を指します。事故で車の主要な構造部分が大きく損傷し、修理が不可能または非常に高額になるようなケースです。

このような車は、買取業者によっては再販価値がないと判断され、査定がされずに廃車処理として扱われることもあります。ただし、廃車はあくまで最終手段であり、まずは買取業者に状況を見てもらうことが大切です。

車の傷は買取査定前に直すべきなのか

丸とバツを持つ女性.車の傷は買取査定前に直すべきなのかを考えてみましょう

傷がある車を手放すときは、できれば買取査定額に影響を与えないように対処したいと考えることがあるかもしれません。

修理をすると傷を無くせることから、査定前の修理を検討することもあるでしょう。ここでは、傷ありの車を査定前に修理するメリットとデメリットを紹介します。

傷を修理するメリット

傷を修理することで得られる最大のメリットは、査定額の向上です。浅い傷なら数万円の修理費をかけることで、結果的に査定額が大幅にアップすることがあります。特に高級車や需要の高い車種では、このような対策が有効です。

査定前に車の外観をきちんと整えることで、買取価格が期待以上になる可能性があります。修理の有無は査定時に大きな影響を与えるため、修理を考える際には査定のプロに相談してみると良いでしょう。

傷を修理しないほうが良いケース

傷を修理しないほうが良い場合もあります。特に大きな傷や深いへこみがある場合、修理費用が高額になることが予想されます。そのため、修理コストが査定額の増加を上回る可能性があります。さらに、修復歴車扱いとして取り扱われるリスクも考慮しなければなりません。

また、軽微な傷であれば、再販時の購入者もさほど気にせず購入を検討する可能性があるでしょう。この場合、修理を行わずそのまま販売する方がコストパフォーマンスに優れることがあります。

傷のある車を高値で売るコツ

車のおもちゃに虫眼鏡を向ける様子.傷のある車を高値で売るコツをチェックしよう

車の傷がある状態でも、少しの工夫で査定額を最大限に引き上げることが可能です。ここでは、査定額アップを目指す方法として車内の掃除を行うことや高値が狙いやすい時期に売る、純正品を準備しておくといった具体的なアプローチを順に解説します。

車内を掃除する

査定前はなるべく車内の掃除を行い、きれいな状態へ整えておきましょう。掃除と査定額アップは直接的な関係性がありませんが、掃除が行われた車内は査定士に好印象を与えることが可能です。

掃除機をかけたり拭き掃除をしたり、車内の消臭しておくなど、できる範囲の掃除を行っておくと査定時に良い影響を与えられるでしょう。

高値が狙いやすい時期に売る

中古車の市場価格は日々変動しているため、高値が狙いやすい時期に売るのもひとつの方法です。具体的には、需要が高まりやすい新年度前やボーナスシーズンなど、車の購入者が増える時期を狙うと良いでしょう。

また、中古車買取業者の決算期前も買取強化を行っている可能性があるため、狙い目です。査定額を比較したいときは、複数の業者に査定を依頼し、見積もりを比較しながら判断しましょう。

純正品を準備しておく

車の査定額をアップさせる要素のひとつに、純正品の有無があります。純正品から社外品へ交換するなどのカスタマイズを行っている場合は、できる限り査定前に純正品に戻しておくと良いでしょう。

しかし、純正品よりも高値が付くカスタマイズを行っている場合や傷が付く恐れがあるパーツの取り外しはおすすめできません。査定額アップを意識し、無理のない範囲で判断しましょう。

傷のある車から乗り換えるならリバティへお任せ!

リバティ栗東店の車両展示場.リバティで傷ありの車から乗り換えよう

傷ありの車から新しい車への乗り換えを検討しているときは、ぜひリバティへご相談ください。自動車の大型専門店であるリバティでは、新車・登録(届出)済未使用車・中古車から予算や希望に合う一台をお選びいただけます。

中古車買取店に負けない下取り価格を設定

車を乗り換えるときは、手放す車がいくらで売れるのかによって購入にかけられる予算が変わります。リバティは買取専門店よりも高い下取り価格が特徴で、車の流通相場であるオークション相場ぎりぎりの価格で買取が可能です。

リバティは買取で利益を出すことが目的ではなく、安い価格で数多くの車両を売ることによる利益化を目的としているため、乗り換え時にうれしい下取り価格となっています。

豊富な在庫から車両選びができる

薄利多売方式を採用しているリバティでは、豊富な在庫を取りそろえています。軽自動車からSUVやミニバンまで、幅広くの車両を取り扱っているため、欲しい車両に出会いやすい環境です。

グループ総在庫は5,000台を確保し、1台当たりの価格を安く設定することで、お喜びいただける価格で車両を提供できるよう努力しています。このような大型の専門店だからできる強みを生かし、年間販売実績は1万2,000台以上となりました。

まとめ

OKサインをしながら車を運転する女性.傷ありの車は買取で上手に手放そう

傷ありの車は買取査定時に減額対象になり、傷の状態に応じて査定額がどの程度下がるのかが変化します。また、傷が付いた車の状態によっては修復歴車や廃車として扱われることもあるため、状況に合った方法で上手に手放しましょう。

リバティでは豊富な車両の在庫を用意し、車の買い替えをサポートしています。お買い得な車両に出会いやすい環境を用意していますので、ぜひご利用ください。在庫状況は公式Webサイトからチェックできるため、この機会にどのような車があるか覗いてみましょう。

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