
車を売却する際に必要になるのが、買取価格を決める「査定」です。査定をしてもらうには業者とのやり取りが必要になり、対面でのやりとりの他、電話のやりとりもあります。
複数の業者に査定を頼むとなると電話の数も増え、そのたびに対応しなくてはなりません。電話なしで車の査定を受けることはできないのでしょうか。
この記事では、電話なしでの車の査定、営業電話を減らす方法を紹介します。査定額を上げるポイントも紹介しますので、愛車の売却を賢くスムーズに進める方法が分かるでしょう。
①【車の査定】電話なしでも可能?
②【車の査定】電話なしでは困難な理由
③【車の査定】電話なしを希望する方の主な理由
④【車の査定】営業電話を減らす方法
⑤【車の査定】一括査定は営業電話が多い?
⑥【車の査定】電話なしで買取相場は確認できる
⑦【車の査定】査定額をアップさせるポイント
⑧中古車の買取は「リバティ」がおすすめ!
⑨まとめ
【車の査定】電話なしでも可能?

トークアプリやメールとは違い、電話は「後で」ができません。対応せずに放っておくと定期的にかかってくることもあり、電話対応を避けたいと考える人も多いでしょう。
しかし、車の査定では電話対応を避けられず、メールから始まったとしても電話がかかってきます。複数業者に査定を依頼できる「一括査定」では、営業電話が顕著です。
依頼主の気持ちとは反しますが、営業電話にも理由があります。その理由を理解した上で、電話対応を減らす工夫をするのが得策です。

【車の査定】電話なしでは困難な理由

車の買取価格は、車の状態や業者に左右されることから決まった価格がありません。また、買取業者は全国に多数あるため業者間での争奪戦が起きています。
ここでは、なぜ電話対応なしで車の査定が受けられないのかを3つの視点から見てみましょう。
車の情報がないと査定できない
買取業者が電話をかけてくるのは、実際に車を見る日取りを決めたいという思いがあります。
車の査定では、車種や年式、走行距離などの基本情報に加え、傷や汚れなどの状態確認が必要です。基本情報はメールなどでも確認できますが、状態は実際に車を見なければ判断できません。
また、買取査定には店舗に持ち込む方法と自宅などに来てもらう出張査定があります。査定の日程を決めるだけでなく、どの方法で査定をするかも買取業者にとって重要な項目です。
持ち主の売却意思を確認したい
車を売りたいと考える人であっても「今すぐ売りたい」「いずれ売りたい」など、売却に対する思いの強さはさまざまです。メールでのやりとりでは、依頼主の売却に対する意思が確認できないため、電話で確認したいという思いがあります。
売却に積極的な依頼主であれば、実車査定から契約までがスムーズです。また、契約できれば利益につながります。依頼主がどのくらいの思いで査定を依頼しているかは、買取業者にとって大きなポイントです。
早くコンタクトを取りたい
一括査定では、一度に複数業者へ査定依頼が可能です。その場合、それぞれの業者はライバル同士となり、どこよりも早くアポイントを取ろうとします。
営業電話は早いほど成約率が高いともいわれており、営業マンにとってスピード感は大きな武器です。複数の電話を受け取る依頼主の心情を考えても、電話が早いほどしっかり聞いてもらえます。
メールでは依頼主とのやりとりがスムーズに進まず、売却の意思確認や実車確認の日取りが取りづらいことからも電話が選ばれる理由です。

【車の査定】電話なしを希望する方の主な理由
買取業者にとって電話は大切な営業ツールのひとつですが、なぜ依頼する側は避けたいと考えるのでしょうか。主な理由は3つあります。
- ・大量の電話がかかってくる
- ・売る気がないときに断りづらい
- ・朝から晩までコールが続く
大量の電話がかかってくるのは、一括査定を利用した際に多く見られます。ひとつの電話が終わったらすぐに次の電話が来ることもあり、電話を受ける側にとっては大きなストレスです。
また、電話をかけてくるタイミングは業者によるため、朝から晩まで電話が鳴り続けることもあります。「とりあえず金額だけ知りたい」という場合は、断り方や電話を切るタイミングが分からないこともストレスになるでしょう。
【車の査定】営業電話を減らす方法

買取業者が電話をかけてくる理由が分かったとしても、できるかぎり避けたいと考えるのではないでしょうか。ひとつの電話も受け取らないということはできませんが、工夫をすれば電話の回数は減らせます。
ここでは、買取業者からの電話を減らす工夫を見てみましょう。
査定を依頼する業者を絞る
多くの業者に査定を依頼すると、当然電話の数も増えます。一括査定では10社近くの業者に依頼できるWebサイトもありますが、時間に余裕がなければ多くの電話に対応できません。
依頼する業者を絞ることで、電話対応を最低限に減らせます。買取業者の提示金額の差を考慮して、3社以上、5社以内を目安にしましょう。
店舗に持ち込み査定を依頼する
近隣に車買取業者がある場合は、直接店舗に持ち込むと不必要な電話を減らせます。電話対応を挟む査定依頼に比べ現実味が帯びるため、どの業者に依頼するかをしっかり決めておきましょう。
一括査定と同じく、持ち込み査定も業者によって買取価格が変わります。移動する時間を考慮しながら、3社ほど依頼先をピックアップしましょう。
結果はメール連絡を希望する
一部の一括査定サイトでは、査定結果をメールで受け取る方法を用意しています。電話以外の受け取り方法を用意しているWebサイトを選ぶことで、煩わしい電話対応を避けられるでしょう。
しかし、申し込みフォームに電話番号の項目がある場合、電話以外の方法を選択しても電話がかかってくることもあります。また、査定額は概算であることにも注意しましょう。

【車の査定】一括査定は営業電話が多い?
買取業者が電話をかけてくるのは、実際に車を見る日取りを決めたいという思いがあります。
車の査定では、車種や年式、走行距離などの基本情報に加え、傷や汚れなどの状態確認が必要です。基本情報はメールなどでも確認できますが、状態は実際に車を見なければ判断できません。
また、買取査定には店舗に持ち込む方法と自宅などに来てもらう出張査定があります。査定の日程を決めるだけでなく、どの方法で査定をするかも買取業者にとって重要な項目です。
持ち主の売却意思を確認したい

一括査定サイトでは複数業者が顧客獲得に励むため、電話対応は基本的に避けられません。しかし、一括査定を利用するメリットも複数あります。ここでは、一括査定サイトのメリットとデメリット、電話の数を抑える方法を見てみましょう。
メリットとデメリット
一括査定サイトには「電話が多い」というイメージがありますが、1回の申し込みで複数業者に査定を依頼できることは大きなメリットです。また、業者間の争いが起こることから、高額査定になりやすいという特徴もあります。
一方で、電話の数が多いことや個人情報を開示しなくてはならないなどのデメリットもあるため、希望と許容範囲を照らし合わせることが大切です。
メリット | デメリット |
・複数業者に依頼できるため手間を減らせる・業者が争うことから高額査定になりやすい・相場を把握できる | ・依頼した数の業者から電話がかかってくる・個人情報の開示が必要・地域によって業者の数が変わる |
無駄のない電話対応のための準備
一括査定サイトでは電話対応を避けられませんが、どの業者とも基本的に同じやりとりをします。電話対応を効率良く進められるように、受け答えの準備をしておきましょう。
用意したいものは、以下の3つです。
- ・自動車検査証(車検証)
- ・メモ帳
- ・希望の買取金額
車種や新規登録年などは、どの業者からも質問される項目です。すぐに答えられるよう、手元に自動車検査証を用意しておきましょう。
メモ帳は、業者の印象や実車査定日などを記録するために使用します。希望の買取金額を用意しておくと、業者選びの判断に役立つでしょう。
一括査定の電話を抑える方法はある?
営業電話には、営業マン自らがかけるものと、自動音声を使用したオートコールの2種類があります。
オートコールシステムは対人でない安心感こそあるものの、応対があるまでくり返し電話がかかってくることが特徴です。また、依頼を受けたらすぐに電話がかかってくるため、オートコールシステムを採用していない買取業者を選びましょう。
オークション形式を採用している一括査定サイトは、通常の一括査定サイトよりも営業電話の数を減らせます。オークション形式では高額査定を提示した業者のみが売主の情報を得られるため、効率が良いこともメリットです。

【車の査定】電話なしで買取相場は確認できる

そこまで売却を急いでいない方の場合、時間を割いてまで業者とやりとりをしたくないと思うのではないでしょうか。大まかな査定額であれば、電話対応をせずとも把握できます。ここでは、電話なしで買取相場を調べる方法を見てみましょう。
買取サイトで確認する
大手買取業者では、過去の実績をWebサイト上で公開しています。
買取業者にもよりますが、多くは「車種」「年式」「走行距離」「ボディカラー」などの項目に分かれており、それぞれの実績が確認可能です。愛車に近い条件の車の実績を見ることで、おおよその買取価格を把握できるでしょう。
しかし、同じ条件の車であっても実際にその価格で買取ってもらえるわけではありません。「大体このくらい」という目安のひとつとしておきましょう。
シミュレーションを活用する
トヨタやホンダ、日産では、公式サイトで「下取りシミュレーション」を用意しています。下取りは新車購入を前提としているため買取とは価格設定が異なりますが、大まかな金額であれは予測できるでしょう。
下取りシミュレーションでは、メーカーや車種、年式などを選択すると、その時の概算下取り価格が表示されます。買取実績に比べ項目が少ないこともあり、予測の目安度としては買取価格より低い傾向にあります。
中古車の販売価格で判断する
一般に、買取られた車は販売されます。そのため、現在の販売価格も予測に役立ちます。中古車の販売価格と買取価格には20%~30%の差があるといわれており、販売価格から20%~30%を引くことで大まかな買取金額の算出が可能です。
しかし、この方法は愛車と同じ条件の車がない場合は使用できません。限定モデルや著しく古い車の場合は、違う方法を試しましょう。また、車の買取価格は中古車市場の需要によっても大きく変わります。買取実績と同じく目安程度にとめておきましょう。

【車の査定】査定額をアップさせるポイント
車の査定額は車種や年式、走行距離が大きく関係しますが、売却するタイミングやどの業者に売却するかも査定額が変わるポイントです。愛車を少しでも高く売却できるよう、以下のポイントを押さえておきましょう。
- ・早めに売却する
車は新しいものほど高く売れるため、年式が古くなる前に売却しましょう。
- ・大手中古車専門店を選ぶ
買取だけでなく販売も行っている業者は中間マージンが発生しません。大手業者は販路も広いため、高値で売却できる可能性があります。
- ・走行距離が10万kmに達する前に売却する
走行距離が長い車は部品消耗が激しいことから、走行距離が短い車よりも買取価格が下がる可能性が高いです。
- ・車内外の掃除をする
大掛かりな清掃をする必要はありません。掃除機をかける、洗車をするなど簡単な掃除をしておきましょう。傷やへこみも無理に直す必要はありません。

中古車の買取は「リバティ」がおすすめ!

車を売却する際は、電話応対だけでなく業者選びや相場の確認など、査定までにやることがたくさんあります。手間を減らしながら高い値段で愛車を売却したいという方は、リバティをご利用ください。ここでは、リバティの強みとおすすめポイントを紹介します。
下取り価格に自信あり!
リバティは、京都府・大阪府・愛媛県をはじめ関西・四国に17店舗を展開する大型自動車総合販売店です。新車販売はもちろん中古車販売も行っており、1店舗での販売台数は月300台、年間売上台数は1万台以上を誇ります。
下取りで利益が出なくても販売で利益を出せるため、流通価格ぎりぎりの下取り価格を提示可能です。査定を依頼する業者を選べない、大切な愛車を適正な価格で売却したいという方は、ぜひリバティにご相談ください。
プロフェッショナルのサポートで買い替えも安心
リバティでは、グループ全体で4,000台の在庫を保有しています。軽自動車やSUV、ミニバンなど、取り扱い車種も豊富です。車の買い替えにおいても、豊富な知識のあるプロフェッショナルがしっかりとサポートいたします。
ライフスタイルに合う車や予算内で買える車、好きなメーカー、ボディスタイルなど、お気軽にご相談ください。さまざまな希望や要望に合う車を、豊富な在庫の中からご提案いたします。
まとめ

車の査定を依頼する際、基本として電話対応が必要です。何度もかかってくる電話にうんざりすることもありますが、その裏には顧客とコンタクトを取りたいという買取業者の思いがあります。
大まかな金額だけを知りたい場合であれば、電話対応なしでも買取価格の確認が可能です。しかし、正確な査定額を知りたい場合は実車の確認が必要です。できるだけストレスのない方法で査定依頼をしましょう。
車の売却・買い替えを考えている方は、大型自動車総合販売店のリバティをご利用ください。知識豊富なスタッフが、売却から購入までサポートいたします。
