
一昔前の軽自動車のドアといえば一般的にヒンジ式のドアが主流だったため、車の乗り換えを検討する際などにスライドドア搭載車を選びたいと思う方も多いのではないでしょうか。
ミニバンなどの普通車に採用されていたスライドドアですが、最近では軽自動車のようなボックス型の車種にもスライドドアを搭載した利便性の高いモデルが増えています。
今回は、スライドドア搭載車の購入を検討している方向けに、装備している軽自動車を紹介します。人気の理由や上手に選ぶ方法も解説しているので参考にしてください。
①スライドドア搭載の軽自動車のおすすめTOP5
②スライドドア搭載の軽自動車から好みのモデルを探してみよう
③スライドドア搭載の軽自動車はなぜ人気なのか?
④スライドドア搭載の軽自動車を上手に選ぶ方法
⑤リバティなら100万以下のスライドドア搭載軽自動車が見つかる
⑥まとめ
スライドドア搭載の軽自動車のおすすめTOP5

スライドドアは横幅が狭い場所でもドアの開閉ができ、荷物の出し入れがしやすい設計です。使い勝手の良さが注目され、近年では複数の軽自動車に搭載されています。
ここでは2023年上半期に売れ行きの良かった新車の中から、スライドドアを搭載したモデルを5車種ほど紹介します。
1.ホンダ N-BOX

トールサイズのホンダ「N-BOX」は、累計販売台数350万台を超える人気の軽自動車です。シンプルで落ち着きのある内外装は、老若男女問わず使いやすいデザインとなっています。
低燃費でありながら力強い走行が可能な点も魅力です。視野を確保しやすいインパネや、運転をサポートする安全技術など、機能が充実しており初心者ドライバーも安心して運転できる機能を搭載しています。
2.ダイハツ タント

ダイハツ「タント」は、センターピラーをドアに内蔵した構造が特徴的です。この構造が「ミラクルオープンドア」という、乗り降りしやすい快適な機能を実現しています。
収納やシートアレンジが豊富な車内は広いので、空間に余裕があり過ごしやすいです。座席をフルフラットにすれば、アウトドアレジャーの車中泊や拠点にも使えます。
3.スズキ スペーシア

スーツケースがモチーフのスズキ「スペーシア」は、個性的なデザインでカラーリングが豊富です。広い室内空間とスライドドアは使い勝手が良く、シートの配置を工夫すれば大きな荷物も積み込めます。
マイルドハイブリッドを標準装備しているので、どのグレードも燃費性能が高いです。スズキセーフティサポートを採用しているため、安全面も充実しています。
4.ダイハツ ムーヴキャンバス

丸いフォルムや可愛らしいボディカラーが目を引くダイハツの「ムーヴキャンバス」は、女性ユーザーからの人気が高い軽自動車です。予防安全性能や運転支援機能など、デザイン性だけでなく機能も豊富で、ドライブを快適にしてくれます。
インテリアのレイアウトは、女性ユーザーの意見を取り入れた利便性の高い設計です。荷室も荷物に合わせて柔軟に動かせます。
5.スズキ ワゴンRスマイル

スズキが発売するワゴンRの派生モデル「ワゴンRスマイル」は、標準モデルと異なりスライドドアを搭載しています。
ゆったりとできる室内空間や多彩なシートアレンジもあり、スライドドアと合わせて使い勝手の良い点が魅力です。エクステリアのデザインが独特で、角が取れた親しみやすい形状は、可愛らしく女性から人気があります。
スライドドア搭載の軽自動車から好みのモデルを探してみよう

人気の高いモデル以外にも、スライドドアを搭載した軽自動車は多く存在します。軽自動車はデザインや機能も多種多様なので、複数の選択肢から自分好みの1台を見つけることも不可能ではありません。
目的や用途に適したスライドドア搭載の軽自動車を探してみましょう。ここでは個性あふれるスライドドア搭載の軽自動車の8選を紹介します。
日産 ルークス

スーパーハイトワゴンの日産「ルークス」は、ボディの構造から生まれる快適な室内空間が特徴です。4人の大人が乗ってもスペースに余裕があるので、ファミリーカーとしても利用できます。
自動でドアを開閉できる「ハンズフリーオートスライドドア」は、日常生活においての利便性が高い装備です。安全性能や走行性能にも、日産の技術が取り入れられています。
三菱 eKスペース

三菱「eKスペース」は、ファミリーカーとして便利な機能が豊富です。大開口で乗り降りしやすいスライドドアはもちろん、スライド幅の大きい座席は、運転席からも子どもの様子を確認できます。
運転を支援してくれる機能「マイパイロット
」や「三菱e-Assist」を搭載しているので、子どもを乗せた長距離のドライブも疲れにくいです。シンプルで明るい室内空間はポケッテリアが多く、たくさんの小物が収納できます。
スズキ エブリイワゴン

スズキ エブリイの乗用モデルとして「エブリイワゴン」は登場しました。車内や荷室の広さが特徴で、大人が乗っても余裕があり、アウトドアレジャーで使用する大きな荷物も積み込めます。
室内空間の広さは車中泊にも対応しており、純正アクセサリーを使えば2段ベッドの設置も可能です。アウトドアはもちろん、災害時の仮設テントとしても役立ちます。
スズキ スペーシアベース

軽商用車として開発されたスズキ「スペーシアベース」は、仕事からレジャーまで幅広く使用できる1台です。マルチボードが標準装備されており、アレンジできるパターンが4つあります。
上段や中段に設置すればテーブルや陳列棚、車中泊の寝室として使うなら下段が便利です。ボードを用いて荷室を前後で分割すれば、荷物を分けたりペットを乗せたりもできます。
ダイハツ アトレー

ダイハツ「アトレー」は、リーモートワークやアウトドアレジャーの拠点にしやすい商用車です。「第三の居場所」として、公式のWebページでは多種多様な利用方法が紹介されています。
広々と過ごせる室内空間やアレンジを楽しめる荷室は、用途によって快適な形へ変えることが可能です。全グレードにターボエンジンを搭載しているので、走行時のパワーも十分にあります。
ホンダ N-VAN

ホンダ「N-VAN」はNシリーズの商用車で、N-BOXがベースになっています。商用車という位置付けですが、レジャーシーンでも活用できる便利な1台です。
室内空間は広さだけでなく、運転席以外はシートを動かすことで全て荷室にできます。走行性能や予防安全性能、衝突安全性能なども充実しており、安心して荷物を運ぶことが可能です。
ダイハツ タントファンクロス

ダイハツの軽自動車タントのSUVモデルが「タントファンクロス」です。ファミリーカーとしてのイメージが強い標準モデルとは異なり、アウトドアに適したデザインや機能が採用されています。
タフで重厚感のあるエクステリアデザイン、撥水加工が施されたシートなど、レジャーで活躍する魅力が満載です。アクセサリーを活用すれば、さらに利便性が高まります。
マツダ フレアワゴン

マツダ「フレアワゴン」は、全車エコカー減税対象になるほどの高い燃費性能が魅力です。クリープ走行やモーターアシストにより、無駄な燃料消費を抑えることで実現しました。
スライドドアの機能が多彩で、予約ロックや一時停止機能など、乗り降りや荷物の出し入れ時に役立ちます。シートヒーターやサーキュレーターといった、車内で快適に過ごすための装備も豊富です。
スライドドア搭載の軽自動車はなぜ人気なのか?

幅広い層に支持されて売れているモデルには、何らかの理由があるはずです。スライドドアを搭載した軽自動車も、人気がある車両タイプのひとつで、販売数のランキングでも上位を占めています。
スライドドア搭載の軽自動車は、なぜ人気が高いのでしょうか。ここではスライドドア搭載車の長所と短所を見てみましょう。
軽自動車は人気を集めているボディタイプ
コンパクトで細い道も運転しやすい「軽自動車」は、本体価格や維持費などが安いため、数多くあるボディタイプの中でも人気を集めています。加えて、開口部が広く使い勝手の良い「スライドドア」は、ヒンジ式のドアと比べて狭い場所でも乗り降りしやすいです。
スライドドアなら乗り降りの際に、風によって開きすぎたドアが隣に停車した車に接触することもありません。これらのことから、車種自体の高い人気とスライドドアの使いやすさが、多くの支持を得た理由といえるでしょう。
スライドドア搭載車のデメリットはコスト面
スライドドアは便利で使いやすい装備ですが、把握しておくべき短所も存在します。まず、ヒンジ式ドアより構造が複雑なため、本体価格や修理費用が高くなりやすい点です。
もうひとつは重量の重いドアが、燃料消費率に悪影響を与えてしまう点が挙げられます。どちらも費用に関係する部分なので、前もって理解しておきましょう。
スライドドア搭載の軽自動車を上手に選ぶ方法

スライドドアを搭載している軽自動車は、種類が限られているものの、魅力的な商品ばかりです。車種を選ぶときにメーカーやデザインなどの情報だけでは、判断できないケースは少なくありません。
スライドドア搭載の軽自動車を探す際は、自分がどのような機能を求めているのかなど、基準を明確にすると選びやすくなります。車選びで迷っている方は、ここで紹介する方法を参考にしてください。
ライフスタイルに合った機能を搭載しているか
スライドドアは通常のドアよりも重い構造なので、子どもや高齢者が開閉するには、力が足りない恐れもあります。そのような場合は、ボタンを押せば自動で動くパワースライドドアがおすすめです。
足腰への負担が気になる方は、乗り降りしやすい床が低いモデルを選びましょう。生活環境や使用する家族に合わせた車選びが大切です。
開口部に十分な空間が確保されているか
荷物の積み込みや積み降ろしを重視して、スライドドアを選択する場合は、開口部サイズの確認が必要です。ピラーレス構造のモデルなら荷室側だけでなく、サイドから大きな荷物を出し入れできます。
広い荷室スペースを確保しやすい、シートアレンジが豊富なモデルもおすすめです。レジャーでの使用を想定している場合、積み込む予定の荷物が決まっていれば、どのような配置で積むかをイメージすると良いでしょう。
リバティなら100万以下のスライドドア搭載軽自動車が見つかる

スライドドア搭載の軽自動車を購入するときは、比較的本体価格が高くなる傾向にあります。そのため予算の都合から購入を諦めている方もいるのではないでしょうか。
自動車の大型専門店であるリバティなら、スライドドア搭載車も支払い総額100万以下で探すことが可能です。どのように車を探せば良いか、低価格で商品を提供している理由など、ここではリバティの特徴を紹介します。
最新在庫情報から車両を探してみよう
リバティはボディタイプやメーカーを幅広く取り扱っており、グループ店舗の在庫数は約4,000台と豊富なラインアップを用意しています。公式Webサイトから閲覧できる「最新在庫情報」を利用すると店舗に出向かずに取り扱い状況をチェックすることが可能です。
検索機能も充実しているため、条件を定めることで目的や好みに適した車を簡単にお探しいただけます。また、公式Webサイト上に掲載していない在庫も存在するため、欲しい車種やモデルが見当たらない場合は、非公開在庫のお問い合わせも可能です。
届出済未使用車も中古車もロープライス
リバティでは中古車や登録(届出)済未使用車など、幅広い状態の商品を取り扱っています。どれもこだわりの品質を低価格で提供しており、年間販売実績は10,000台以上です。
自動車の大型専門店の強みを生かしたコストカットや販売手法により、この価格と実績を実現しています。リバティが扱う登録(届出)済未使用車は登録期間や走行距離を限定しているため、走行距離100km未満・初年度登録から1年未満の新車に近しい車両です。関西・四国に17店舗を展開しているので、ぜひご相談ください。
まとめ

スライドドアを搭載した軽自動車は、構造が特殊なことから車両価格は高くなりがちですが、開閉や乗り降りが簡単にできます。購入を検討している方は、自身のライフスタイルや目的と必要な機能を照らし合わせて、最適なモデルを選択しましょう。
軽自動車やミニバンを取り扱っているリバティでは、新車よりも安く購入できる登録(届出)済未使用車をはじめ、100万円以下で買えるスライドドアを搭載した中古車も提供しています。気になるメーカーや車種が見つからない場合は、お問い合わせいただけると幸いです。